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解決事例

頸椎捻挫で、専業主婦としての休業損害40万円が認められた事例

頸椎捻挫後遺症なし通院5ヶ月で、専業主婦としての休業損害40万円が認められた事例

相談者

Aさん、60代、主婦

相談前

Aさんが信号待ちで停車中のところ、追突され、頸椎捻挫等の傷害を負いました。事故後、Aさんは相手方保険会社と事務的なやりとりをしました。

相談後

Aさんは、保険会社と交渉をしていくことに不安を感じるようになりましたので、弁護士特約に入っていたこともあり、事故直後(1週間後)に、今後の示談交渉を当事務所に依頼されました。当事務所は、Aさんにとにかく治療に専念し、何か問題や心配事があったらすぐに連絡するようにアドバイスし、治療に専念してもらいました。Aさんはその後5ヶ月通院し、後遺症もなく無事治療終了しました。

示談交渉で当事務所は、Aさんが専業主婦であることから、65歳~69歳までの賃金センサス女性平均賃金に基づき、通院期間中の専業主婦としての休業損害を要求しました。受傷のため家事労働に従事できなかった期間の立証が問題でしたが、交渉で52日分を認めさせることができました。具体的には、

286万1,200円÷365日×52日=407,623円

また、通院慰謝料は、裁判基準(弁護士基準)どおり79万円満額を認めさせることができました。

弁護士からのコメント

頸椎捻挫で後遺症のないケースでは、賠償額もさほど大きな金額にはなりませんが、通院慰謝料裁判基準(弁護士基準)どおりの79万円を獲得できたほか、専業主婦としての休業損害を40万円認めさせたのは十分な成果といえます。弁護士費用を考えると費用対効果がどうかな、という気もしますが、弁護士特約を使いましたので、弁護士に依頼した価値は問題なくあった事例だと思います。